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≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)を公開いたしました

目次

≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)を公開いたしました。

GTM 『月は清かに穂の明かり』TSUKI WA SAYAKANI HONO AKARI

≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)は、ダウンロード販売しております。

≪月は清かに穂の明かり≫

★通常版

(曲末尾の余韻が含まれております。映像制作に最適です。)

≪月は清かに穂の明かり≫

★ループ版

(曲末尾の余韻があらかじめカットしてあります。編集のお手間をとらず、ご購入後すぐにループ再生BGMとしてお使いいただけます。配信などに最適です。)

≪月は清かに穂の明かり≫は、

CM・映画・ドラマ・アニメ・ゲーム・観光用PV、和風コンテンツなどの、映像制作やブランディングに最適な、本格和風BGMです。

ご使用例

「お月見、十五夜、新嘗祭、秋祭りに関する映像制作」のBGMとして

「秋の配信」のBGMとして

「和風のイメージ映像・CMなど」のBGMとして

和楽器、お月見、爽やかな和風オーケストラ

映像や配信に、明るく上質なイメージを演出いたします。

ご試聴・ご購入は、下の赤いボタンよりどうぞ。楽曲販売サイトAudiostockにて販売しております。

通常版とループ版の2種類をご用意致しました。ご用途に沿った版をお選びいただけます。

≪月は清かに穂の明かり≫

★通常版

(曲末尾の余韻が含まれております。映像制作に最適です。)

≪月は清かに穂の明かり≫

★ループ版

(曲末尾の余韻があらかじめカットしてあります。編集のお手間をとらず、ご購入後すぐにループ再生BGMとしてお使いいただけます。配信などに最適です。)

 この記事では、≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)をどのような意図で、どのように音楽制作したのかを、ご紹介いたします。

 ご購入をご検討の際や、ご視聴をお楽しみいただく際の、楽曲の情報をご提供する内容です。

楽曲について

楽曲のテーマときっかけ

 CM・配信・和風コンテンツ(映画・アニメ・ゲーム・ボイスドラマなど)のBGMとして使用できる、秋の「月見」をテーマにした音楽を、皆様にご提供したいと考え、制作致しました。

 ≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)は、

秋のイメージ、「月見」のイメージをテーマに作りました。

 和楽器・雅楽の楽器・中国の楽器などの、和と中の伝統楽器を中心に使い、楽しく穏やかで清らかな、情感豊かな空間を、音楽にあらわしました。

楽曲の構成

楽曲は、3つのシーンから構成しています。

映像に使用した、3枚の浮世絵に描かれたシーンをイメージしながら作曲しました。

以下、それぞれのシーンについて、「どのような過程で制作したのか」について、書きます。

第1シーン

歌川広重

東海道五拾三次沼津 黄昏図

 この浮世絵は、満月が昇った頃、沼津宿に向かって街道を歩く人々を描いた作品です。

 澄んだ空気、

 土を踏む感覚、

 川の水が流れる静かな響き、

 川面を明るく照らすきらめく月光、

 それぞれの人の想いなど

静かな景色の中にも、人々や生命の営みが、生き生きと感じられます。

 歩き続けてきて、もうすぐ宿に着くという人々の安堵感や、親子のあたたかい会話、旅行く人の心情が、明るい満月に照らされ、浮かび上がるように伝わってきます。

 満月を眺め、明るい月光に照らされて、

 なつかしいあの人は今、元気でいるだろうか?また会えるだろうか?

 あのお月様では、うさぎがせっせと餅をついているのだろうか?

 もうすぐあたたかい寝床とご飯が待っている、

というような人々の心が見えてくる気がします。

 4面の箏(13弦筝2面・20弦筝・17弦筝)に、明るく穏やかなメロディーを奏でさせ、懐かしさを表しました。

 「ぼーん」という、和銅鑼と大太鼓を重ねて、盆のような満月の印象を、

 和楽器の打楽器で、木々にこだまする大気の響きの印象を、

 木管楽器(フルート・クラリネット・オーボエ・ファゴット)は、柔らかく絡み合う音の運動で、静かでひんやりした秋の空気を描いています。

 明るい満月に照らされて、誰かを思い浮かべて思いやるような、あたたかい心の動きは、筝にコーラス(歌声)を重ねて表現しました。

 そっと寄り添うように添えたピアノも、透明感と優しさを印象づけています。

 和楽器の打楽器(締太鼓・桶胴・大拍子・松虫)を入れることで、秋のお祭りのような、民衆の人々の「明るさやあたたかさ」を音楽に反映させました。

 聴いてくださる方々に、明るさやあたたかさ、温もりが伝わるように意図しました。

第2シーン

三代目歌川広重 
石山寺の紫式部

 この浮世絵は、紫式部が源氏物語の構想を練ったと言われ、月の名所で有名な、石山寺からの景色を描いた作品です。

 平安時代、中秋の名月には、宮中で詩歌管弦の催しが行われていました。

 このシーンでは、貴族たちが月を見ながら楽しんだ、平安の響きに思いを馳せ、雅楽風の音楽をイメージしました。

 笙のソロから始まり、続いて、絡み合う3本の篳篥と、楽太鼓・鉦鼓・鞨鼓が重なります。

 ゆったりとした流れの中で、自由で遊ぶような心で月見を楽しむ、平安時代の貴族の様子をイメージしています。雅やかで、華やかで、繊細な響きをあらわしました。

 後半は、オーケストラの壮大な響きを重ねて、満月に照らされた湖上を、雄大に進んでいく帆船を表現しました。

第3シーン

歌川広重
近江八景魚栄板『石山秋月』

 この浮世絵も、第2シーンと同じ、石山寺からの眺望を描いた、歌川広重の作品です。

 煌々と照る満月が、辺りに鮮明な光と陰を生み出し、天に浮かぶ雲さえも月の色に染まっています。遠景を遥かに望む眺めが、壮大な印象を作り出しています。

 曲は、再び第1シーンのメロディーを使って展開させています。

 「コンコン」と数台のシンセを重ねて、月光が降り注ぐイメージを、

 ピアノや木管楽器は、夜の静けさの中に冴えわたる秋の空気を、

 金管楽器は、厳かであり雄大で壮大なイメージを表しています。

 後半のサビは、和楽器・オーケストラ・コーラスが合わさり、すべての楽器が、明るく華やかな「歌」を奏でるイメージです。

 和銅鑼・きん(※きんは、お寺にある「ポクポクチーン」の「チーン」の金属の法器です)、中国の古筝・古琴・二胡を使って、寺と月の見える風景をイメージしています。

 第2シーンで使った、雅楽の楽器(笙・篳篥・鞨鼓・鉦鼓・楽太鼓)も、風景の奥行きを感じさせるために活躍させています。

使用楽器

≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)は、

日本の楽器・雅楽の楽器・中国の楽器を中心にして、西洋の楽器とシンセサイザーを加えています。

制作中の画面です。
115種類の音色を使って制作しています。
効率良く制作するために
黄色→13弦筝・濃い黄色→20弦筝・オレンジ色→17弦筝
のように、楽器ごとに、トラックを色分けして制作しています。

次のような楽器を使用いたしました。

日本の楽器

日本の筝(13弦筝2面、20弦筝、17弦筝)

尺八、三味線2丁

日本の雅楽の楽器

笙2本、篳篥3本 

鞨鼓、鉦鼓、楽太鼓

中国の楽器

古筝、古琴、

笛子、二胡

和楽器の打楽器

締太鼓、桶胴、大太鼓、

大鼓、小鼓、

大拍子

和銅鑼、松虫、駅路、オルゴール

妙八、きん、竹鳴子

西洋の楽器

コーラス

ゴング、シンバル

シンセ26機

グロッケン、チェレスタ

シロフォン、ウィンドチャイム

ハープ

制作中の画面です。
各トラックの音を、複数のプラグインを使って調整しているところです。

 合計115トラック(トラックは楽器の数です)を使って制作いたしました。

 それぞれの楽器の性格を引き立てるように、作曲だけでなく、ミックス・マスタリングにおいても、個々のトラックの細かい調整を幾重にも重ねて、丁寧に音を作りこみました。

 空間の広がりや、陰影や立体感が感じられるような、それでいて情感が豊かであるような、立体的で臨場感のある音楽を実現させました。

≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)の効果・効能について

 月見は、平安時代は、宮中で、詩歌管弦の催しとして行われ、近代では、農村で、畑作物の収穫を祝うものとして行われてきました。

 このように、月見は、大地・宇宙・神仏に対する感謝と、これからも皆が幸せに暮らせるように、という祈りを捧げる行事でした。

 この感謝と祈りの心は、現代の私たちもまた、古来からの日本人と同じように、自然に持っているものであると私は考えます。

 そのような、私の「月見」に対する視点から、

 神仏への感謝と祈り、

 美しさを愛でる穏やかな心、

 人々の思いやりやあたたかい心、

 自然を愛する心

を感じながら、音楽制作をいたしました。

 この音楽をお聴きくださる方々の心に、豊かで楽しい幸せな感情が膨らんでいくように、意図して作曲しております。

 ≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)は、広告や映像制作のBGMとして、上質なイメージをお引き立てするだけでなく、映像のその先におられる皆様の心を、楽しくあたたかく癒すよう意図して制作いたしました。

そのため、この音楽は、お客様の広告や映像を、ご視聴者様に深く印象付ける効果を持っています。

 「家族や親しい人と楽しみながら、ゆったりと満月の光を感じて、幸せや豊かさにひたるひと時を過ごすお月見」に、≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)を、お役立ていただけましたらうれしいです。

タイトルの意味

 タイトル≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)は、聴いてくださる方々に幸せをもたらすように、願いをこめて言葉を選びました。

 「さやかに」は、「しんと静かな、冴えた空気の秋の夜に、明るいエネルギーを、すべての生命に注いでくれる月の優しさ」を表す言葉として選びました。

 「穂」は、稲やススキをあらわし、「秋の実りに感謝し、これからの皆の幸せを祈る」イメージを表しています。

 また、「穂の明かり」は、「ほのか」「穂の香」「月明かり」などの言葉を統合させて、この音楽に描いた、「人々の優しい想い」や、「大地を明るく照らし出す月の優しい光」をイメージしています。

 「さやか」と「ほのか」は、相対する言葉ですが、この二つの言葉を同時に使うことで、月が放つ「強いエネルギー」と「優しいエネルギー」、そして自然のもつ「壮大さ」と「優しさ」という、二面の姿をあらわしました。

 月の強さと優しさとを感じ、感謝と祈りを捧げる、という意味合いで、≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)とタイトル付けいたしました。

 この音楽が、多くの方々を幸せにするようにという私の願いを、タイトルの言葉に込めました。

さいごに

 作曲者は、今年2022年より、三味線を購入し、作曲の合間を縫って練習を重ねてきました。その成果が徐々に作品に結実し、今回の制作では、以前に増して、音楽に、躍動感や情感の豊かさ、リアルさを持たせることに成功いたしました。

 箏・尺八・小鼓・笛子・篠笛・ピアノ・フルート・指揮など、作曲者がこれまで経験してきました楽器の感覚を充分に研ぎ澄ませて、作曲者が想像した幻想世界を、生き生きと、豊かな情感で、音楽に描き出しました。

 楽器の演奏経験を生かし、実際に演奏できるような、リアルな書法で作曲・制作しています。そのため、豊かな情感の変化や、自然な呼吸、心地よい空間を、ご視聴者様に、臨場感高く感じさせられる音楽になっております。

 この音楽が、皆さまの心に、あたたかさ・楽しさ・明るさの灯をともす力を持つよう、願いを込めて、丁寧に制作いたしました。

 音楽制作中は、あたたかく豊かなエネルギーに包まれ、喜びの中で、満ち足りた感動を味わいながら、導かれるように音楽を紡ぎました。明るく清らかな良いエネルギーに包まれた、とても幸せな創作時間でした。

 皆様の様々なご活動や、楽しいイベントに、

≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)を、是非お役立てください。

GTM 『月は清かに穂の明かり』
TSUKI WA SAYAKANI HONO AKARI

≪月は清かに穂の明かり≫(つきはさやかにほのあかり)は、ダウンロード販売しております。

CM・映画・ドラマ・アニメ・ゲーム・観光用PV、和風コンテンツなどの、映像制作やブランディングに最適な、本格和風BGMです。

ご使用例

「お月見、十五夜、新嘗祭、秋祭りに関する映像制作」のBGMとして

「秋の配信」のBGMとして

「和風のイメージ映像・CMなど」のBGMとして

和楽器、お月見、爽やかな和風オーケストラ

映像や配信に、明るく上質なイメージを演出いたします。

ご試聴・ご購入は、下の赤いボタンよりどうぞ。楽曲販売サイトAudiostockにて販売しております。

通常版とループ版の2種類をご用意致しました。ご用途に沿った版をお選びいただけます。

★通常版

(曲末尾の余韻が含まれております。映像制作に最適です。)

★ループ版

(曲末尾の余韻があらかじめカットしてあります。編集のお手間をとらず、ご購入後すぐにループ再生BGMとしてお使いいただけます。配信などに最適です。)

GTMは、音楽制作のご依頼を承っております。

CM、映画、アニメ、ボイスドラマ、各種映像用BGMなど、お客様のご要望に寄り添い、長年の音楽経験を生かした、高品質で唯一の音楽を制作いたします。

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GTMのアバター GTM 作曲家・サウンドクリエイター

西洋音楽・日本音楽の伝統と、新しいサウンドを融合した、わくわくするような、インパクトある高品質な音楽を制作しております。

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